春を代表する和菓子といえば桜餅。
ご存知の方も多いと思いますが、桜餅には道明寺粉(蒸したもち米を乾燥し粉砕したもの)で餡を包む関西風と、小麦粉生地を薄く焼いて餡を包み込んだ関東風の2種類があります。
この時期、麻生圓兵衛商店では関西風桜餅に使用する道明寺粉の製造がピークを迎え、連日、全国の和菓子屋様・製菓原料問屋様へと出荷しております。
道明寺粉は現在では和菓子用途として知られていますが、元来は戦国時代の保存食品である兵糧(干し飯)として用いられ、大阪にある尼寺、道明寺で作られたことがその名の由来とされています。
麻生圓兵衛商店では創業以来、良質な国産水稲もち米だけを使い、手間ひまかけた昔ながらの製法で道明寺粉を作り続けています。
蒸したもち米を一昼夜かけてじっくりと乾燥させます
乾燥した状態を粗砕したもの
専用ラインで徐々に細かく粉砕していきます
25㎏袋の他、使いやすい5㎏袋もございます