先週籾摺りを終えたもち米(早生品種)の検査が終了しました。
本日、生産者さんから出荷をしてもらいましたが、当社の倉庫には入りきらないので、契約をしている倉庫業者さんに一時保管をお願いしています。
品質の劣化を防ぐ為、倉庫内は定温で12℃~13℃に常時保たれています。
当社で使用する22年産米が無くなり、新米に切り替わるまで、この倉庫で大切に保管されます。
先週訪問した南砺市の生産者さんが、昨日早生品種のもち米の収穫を終えたということで、 籾摺り(もみすり=玄米にする作業)の現場を見てきました。
田んぼから刈り取ったもち米は、水分を14%程度まで落とすために、乾燥機にかけられます。
乾燥が終わったもち米は、籾摺り機にかけて表皮の殻を取り除いていきます。
その後、ふるい機を使って細かいものを抜いて、粒の大きさを揃えます。
次に、カラーソーターという選別機を使い、未成熟米や害虫によって傷ついた米、その他異物を除去していきます。
乾燥・籾摺り・整粒・異物除去が完了したもち米は、サービスタンクへと運ばれ、自動で計量袋詰した後、パレット積みされます。
こうして出来上った玄米は、等級検査を受けたのち出荷され、当社で製造する様々な製品の原料米の一部となります。
麻生圓兵衛商店では、製品の原材料となるお米を主に全農さんやお米の卸売業者さんから調達していますが、近年、生産者の方との直接契約にも積極的に取り組んでいます。
今回訪れたのは富山県西部でも有数のお米の生産地、南砺市にある農業生産法人。
当社がお願いしている水稲もち米(早生と晩生の2品種)の生育状況を確認してきました。
2品種とも順調に育っており、早生品種については、来週中に収穫をして、晩生品種は例年10月10日前後の収穫を予定しています。
麻生圓兵衛商店では8月13日~16日までお盆休みをいただきます。
17日より通常営業致しますので、よろしくお願い致します。