麻生圓兵衛商店では半世紀以上にわたり寒梅粉を製造し続けておりますが、今も昔も基本的な製法は変わっていません。
しかし、時の流れとともに生産設備は老朽化し、様々なトラブルが発生し始めます。
そこで品質レベルを一層高めるため、このたび寒梅粉生産設備を一部更新しましたので、ここでお知らせしたいと思います。
今回更新した部分は製粉ラインで、練った餅を焼いた後、徐々に細かく粉にしていく工程です。
麻生圓兵衛商店の寒梅粉は口溶けの良いきめ細かさが特徴なので、この部分を維持しつつも、安全・衛生・効率性を高めるようコンパクトに設計したラインとなっています。
今回はその搬入⇒工事風景を紹介致します。
弊社は住宅街にある為、道幅が狭く機械の搬入が大変。
それでも業者の方はさすがプロ、上手にトラックを入れ慎重に機械を搬入していきます。
製造室内では小型のフォークリフトを使用して、決められた位置へ機械を設置していきます。
上記画像はシフター(篩い機)で、寒梅粉の粒度を決める機械。
もともと弊社にあったものを改造し寒梅粉用として再利用します。
配管工事の様子。
製造ライン中、寒梅粉は全て空気で輸送されます。